「ゼロから精密な形を作るのが得意」なのが
PBF方式の金属3Dプリンター
敷き詰められた金属粉末の層を薄く溶かして固めるため、複雑なラティス構造や、内部に水路があるような「一体成形」が得意です。
メリット
高い寸法精度/複雑な形状の再現性/軽量化/リードタイムの短縮
用途例
航空宇宙部品/医療用インプラント/エンジンの冷却部品/樹脂成形用の金型など
メリット
高い寸法精度/複雑な形状の再現性/軽量化/リードタイムの短縮
用途例
航空宇宙部品/医療用インプラント/エンジンの冷却部品/樹脂成形用の金型など
Specification
機械仕様
| 所有機械 | SLM500 | SLM280HL |
| 最大造形範囲(mm) | 500 × 280 × H365 | 280 × 280 × H365 |
| 積層厚(μm) | 20 〜 75 | 20 〜 75 |
| 材質 | SUS316L | アルミニウム、チタン、銅合金など |
| レーザー出力 | 400W | 700W |
| レーザー数 | 4 | 2 |
Examples of Metal 3D Printer
金属3Dプリンターによる造形例
金属充填率は99.8%以上を実現しています。無数のプロホールが発生することによる強度の低下を防ぎます。
複雑な形状も再現可能です。

タービンの一体造形

軽量・中空化した地球儀

サンプル画像入れる①

サンプル画像入れる②
金属3Dプリンターの製造品とレーザー溶接加工品の比較

SUS316L
3Dプリンター製造品

SUS304
レーザー溶接加工品
「既存のものに付け加えることが得意」なのがLMD方式
レーザー肉盛り加工とは、摩擦や損傷によって性能が低下する高速回転体などの製品に対し、部品全体を交換することなく、レーザー光と特殊金属粉末を用いて表面を肉盛り補修する技術です。
メリット
摩耗した部品の補修が可能/異種金属を組み合わせられる/大型造形に強い
用途例
金型の肉盛り補修/大型エンジンの軸受け/既存パーツへの機能追加など
メリット
摩耗した部品の補修が可能/異種金属を組み合わせられる/大型造形に強い
用途例
金型の肉盛り補修/大型エンジンの軸受け/既存パーツへの機能追加など
LMD Track Record
LMDによる実績
Material Extrusion (MEX)
樹脂3Dプリンター(MEX)
MEX(樹脂3Dプリント)を駆使して自社製治具やポカヨケを内製化しています。
当社では最新の金属造形だけでなく、MEX(樹脂3Dプリント)も導入しており、ポカヨケなどを製作しています。現場の『ミスをさせない仕組み』を自ら作り上げることで、量産品の安定した品質とスピードを支えています。
メリット
圧倒的な低コストとスピード/軽量化/材料の多様性(カーボンファイバー入り樹脂やTPUなど)
用途例
位置決め・組立用治具/ロボットハンドの爪(エンドエフェクタ)/加工・搬送用カバーなど
メリット
圧倒的な低コストとスピード/軽量化/材料の多様性(カーボンファイバー入り樹脂やTPUなど)
用途例
位置決め・組立用治具/ロボットハンドの爪(エンドエフェクタ)/加工・搬送用カバーなど
WorkFrow
受託造形の流れ
STEP 01
お問い合わせ
まずはお電話もしくはこちらからお気軽にご相談ください。
STEP 02
ヒアリング・仕様確認
お打ち合わせにてご依頼内容を確認いたします。オンライン、ご対面どちらでも柔軟に対応いたします。
STEP 03
お見積り・ご注文
ヒアリング内容をもとにお見積りとスケジュールをご提出いたします。
STEP 04
設計・データ作成
CADデータがあればそのまま造形に進みますが、データがない場合は当社で設計・モデリングを行うことも可能です。
STEP 05
3Dプリンターの場合
造形(積層)
ベースプレート上に金属粉末を薄く敷き詰め、レーザーで溶融・凝固させます。これを数百〜数千回繰り返し、少しずつ形を作ります。
LMD(レーザー肉盛り)の場合
多軸ロボットのティーチング・パス作成
5kW高出力レーザを操るロボットの動きを高度なシミュレーションソフトで作成。複雑な形状に対しても、熱歪みを最小限に抑える最適な照射経路をプログラミングします。
STEP 06
3Dプリンターの場合
粉末除去・熱処理
造形完了後、未溶融粉末を丁寧に除去。その後、必要に応じて熱処理を行い、造形中に生じた内部応力を緩和(除歪)し、製品の変形や割れを防ぎ、組織を安定させます。
LMD(レーザー肉盛り)の場合
LMD施工
作成したデータに基づき、ロボットが高精度に肉盛り。5kWのパワーと緻密な制御により、基材と強固に密着した高品質な積層を実現します。
STEP 07
3Dプリンターの場合
サポート除去・後加工
造形を支えていた「サポート材」を切除し、必要に応じて自社のNC加工機による高精度な寸法調整や研磨などで表面を仕上げ、完成です。
LMD(レーザー肉盛り)の場合
仕上げ加工(後加工)
肉盛りした部分はそのままでは表面が粗いため、旋盤やフライス盤などの切削加工で、元の図面通りの寸法・滑らかさに仕上げて完成です。
STEP 08
検査
三次元測定機や3Dスキャナでの寸法検査、材料特性の検査などを行います。図面通りの精度と強度を保証し、安心してご利用いただける品質を保証しています。
STEP 09
梱包・出荷・納品
複雑な形状や微細な構造を持つ3Dプリント品は、非常にデリケートです。衝撃や振動、湿度による酸化を防ぐため、製品に応じて適正に梱包いたします。
STEP 10
アフターケア
造形時のパラメータや設計データを厳重に管理しています。リピート発注の際も、初回と変わらない高品質な造形を迅速に再現することが可能です。
FAQ
よくあるご質問
金属3Dプリンターに関するFAQ
- Q金属3Dプリンターで造形した部品の強度は、従来の加工品(削り出し等)と比べてどうですか?
- A
適切な条件で造形された金属3Dプリント品は、鋳造品を上回り、鍛造品に近い緻密な組織(相対密度99.9%以上)を持ちます。当社では、年間2,000個を超える量産実績に基づいた最適な造形パラメータと、必要に応じた熱処理を行うことで、JIS規格等の要求を満たす十分な強度を保証しています。
- Q対応可能な材質を教えてください。
- A
一般的なステンレス鋼(SUS316L等)をはじめ、マルエージング鋼、チタン合金、インコネル、アルミ合金など幅広く対応可能です。その他の特殊材についても、蓄積したデータベースから最適な造形条件をご提案いたします。
- Q3Dプリンターはコストが高いイメージがありますが、安く抑えるコツはありますか?
- A
「体積を減らすこと」と「サポート材を減らす設計(DfAM)」が鍵となります。当社では設計段階から介入し、積層造形ならではの「中空化」や「トポロジー最適化」を提案することで、材料費と造形時間を削減し、トータルコストの最適化を図ります。
LMD(レーザー肉盛り)に関するFAQ
- Qどのような部品でも補修が可能ですか?
- A
基本的にはレーザーが届き、金属粉末が噴射できる箇所であれば補修可能です。当社の「5kWレーザ搭載多軸ロボット」は自由度が高いため、複雑な形状の金型や大型部品の軸受けなど、従来の手溶接では困難だった部位にも高精度な肉盛りが可能です。ただし、母材の材質や損傷の程度によっては事前の試験が必要な場合があります。
- Q既存の部品と肉盛りした部分が剥がれることはありませんか?
- A
LMDは熱源に高出力レーザーを使用し、母材の表面をわずかに溶かしながら金属粉末を融着させる「溶接」プロセスです。メッキや溶射のような「膜」ではなく、原子レベルで接合されるため、非常に高い密着強度を誇り、剥離のリスクは極めて低いです。
- Q新品の部品に対してLMDを行うメリットは何ですか?
- A
「予防的補強(ハードフェイシング)」が可能です。例えば、安価な素材で作られた部品の、特に摩耗が激しい先端部分にだけ、LMDで高硬度な特殊合金を肉盛りします。これにより、全体を高価な素材で作るよりも低コストで、かつ新品以上の寿命を持たせることが可能になります。
運用・サービスに関するFAQ
- Q図面がなくても3Dスキャンデータから製作・補修できますか?
- A
はい、可能です。現物を3Dスキャンしてデジタル化するリバースエンジニアリングに対応しています。スキャンデータからCADモデルを作成し、そこから造形データやロボットのパスを作成するため、図面が残っていない古い部品の復元も承ります。
- Q納期はどのくらいかかりますか?
- A
形状や数量によりますが、3Dプリンターは、詳細打ち合わせ後のデータ受領から最短1週間~2週間で納品可能です。LMDの場合は1ヶ月程度で納品となります。量産案件(年間2,000個規模)については、事前の工程設計に基づき、お客様の生産計画に合わせた安定的なサプライチェーンを構築いたします。
- Q金属3Dプリンター(PBF)とLMD、どちらの工法が適しているか判断できません。相談に乗ってもらえますか?
- A
はい、ぜひお気軽にご相談ください。当社には両方式に精通した専門技術者が在籍しており、お客様の「解決したい課題(コスト、納期、強度、機能性など)」を伺った上で、最適な工法を提案させていただきます。
Machinery and Equipment
AM 機械設備一覧
| 機械装置名 | 最大加工範囲 | 台数 | メーカー | 型番 | 備考 |
| 金属3Dプリンター(PBF) | 500×280×H365 | 1 | Nikon SLM | SLM500HL | |
| 280×280×H365 | 1 | Nikon SLM | SLM280HL | ||
| LMD(DED-Powder) | 5kwレーザ搭載型ロボット | 1 | トルンプ | - | 0.1rpm~10rpm パウダポット2個 |
| 樹脂3Dプリンター(MEX) | 305×305×H605 | 1 | Raise3D | Raise3D Pro2 Plus | 強化ノズル装着 |












